「細部に神は宿る」というお話

Posted on 2007/11/22 木曜日

役者や脚本家、ストーリーを見て期待していた、この秋のドラマがありました。
時間が取れなくて、何週分か録りためて、さあ見ようと、
レコーダーのスイッチを入れて見ること10数分。
どうも、話の展開がおかしい。つじつまが合わない。それも本筋の。
すこし、役者の台詞を替えるだけなのに、少し設定を変えるだけでいいのに。
よく「実際はこうじゃないのに」という人がいますが、
そのドラマの中でリアルなのかが大事なんです。
本物より、本物っぽさが大事ということはありますよね。
しかし、話はそういったレベルではないんで。要するに、注意して、考えれば、
不自然さと、解決策が見えてくるのに。それをやらない怠慢さが、嫌になりました。
反して、これぞ見本という例を。
またか、という人がいるぐらい有名な映画。
そう、スピルバーグ製作、ゼメキス監督、主演マイケル・J・フォックスといえば、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作

過去に行ったり、未来に行ったり、非常に複雑に入り組んでいる話ですが、
何回も見れば見るほど、
その伏線の貼り方、つじつまの合わせ方の見事さに全く関心します。
もちろん、本筋以外では、
年を取ったデフが、若いデフに未来のスポーツ年鑑の話をする時に、
ラジオをつけたら、ちょうど試合のクライマックスなんて、
話が出来過ぎですが、これは映画的な技法。むしろ大切なテクニックです。
まだ見ていないという人は、すぐにツタヤへ行ってください。
何回も見ることになるであろう映画ですので、
僕としては、アマゾンで、セットを買われることをオススメします。
最近話題の「ミシュラン」ではないですが、
三ツ星どころか、ある意味では、映画史上ナンバー1だと思います。
要はね、こういった執着さが必要ということ。
「細部に神は宿る」です。
黒澤明やピクサーの映画はすごいですよ、ほんとうに。
「レミーのおいしいレストラン」は、映画館で見たけど、予約してDVDを買いました。
子供向けと勘違いしないでください。子供も楽しい大人の映画です。
細部への気配りと完成度はまったく五つ星です。
あと気になるのは、リメークされた「椿三十郎」(12月1日公開)
黒沢版と全く同じ脚本らしいです。織田裕二が、どう演じるのでしょうか。

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