ウルトラマンもたいへんだ

Posted on 2007/12/1 土曜日

朝日新聞(11月26日)の記事ですが、
先日、円谷プロが経営難から映像制作会社に買収されたのですが、
その親会社の社長さんの言葉、

「ミニチュアはリアルでないし、(チャチさがいい)と言うのはオタク。
 あまりにも少数の異常な愛着にこだわってはいけない」
「今後は安価に短時間で仕上がるCGなどをフル動員してかっこいいものを作りたい」

本当は違った文脈で言われたのかもわかりませんが、あくまでこの記事から受けた印象
で、考えると、「ウルトラマンもたいへんだ」ということになる気がします。
まず、リアルというのは実際の現実ではなく物語の中のリアルさが大事だということ。
だれも、ウルトラマンの目で町並みを見たことがないですね。本物と違うってわかる?
次に、特撮をやる以上、コアのお客さんはオタクであるということ。
せっかくの固定ファンを捨てて、まだ見ぬお客さんに期待するというのは難しい。
「異常な愛着」って、そこまで思ってくれるファンがいるのはありがたい事なのにね。
それに、男はみんな程度の差こそあれ、オタクなんですよ。
最後に、チャチい映像なら安価で短時間でできるけど、そんなもの作ってどうするの?
ピクサーのCGなんてメイキング見ていたらわかるけどお金と時間かけて作ってますよ。
日本では、それだけ掛けても回収できないと思っているのなら、話は逆。
もしトヨタや本田が、アメリカで売れるわけはないので、
日本人向けに低品質なものを作ろうと考えていたらどうなっていたか、
想像すればわかると思うけど。
もっと予算をかけて、世界ヒットを狙うべきだと思う。
日本の特撮は、それができるだけの潜在的な力を持っていると思うのだけど。
アニメがあれだけ国際的評価を受けている時代ですよ。
僕は映画は好きだけど、特撮オタクとは全然言えません。それども、子供のときから、
慣れ親しんだ、円谷プロにはもっと世界に打って出てほしいと思っています。
アメリカのまねではない、オリジナルの特撮を作った円谷英二の会社だからね。

昭和29年公開のゴジラを見てください。
世界が驚愕した特撮のクオリティは、現在もずっと生きてます。

ブックマークに追加する

» Filed Under マーケティング, 観てほしい映画

Comments

Leave a Reply




  • AD partner

  • AdSense

  • Amazon Store

  • おすすめガジェット

  • 走る男を応援してます

  • Mobile版はこちら

    qr_img.php.png
  • メタ情報